高齢の両親との同居を考えて二世帯住宅にするなら

二世帯住宅は、一緒に暮らす家族の数だけプランがあります。

バリアフリーや断熱気密、耐震性などは当たり前として、それ以外の大事なポイントをお話ししましょう。

●共有と独立をどこで線引きするのかが大事。

二世帯住宅は、共用するスペースと機能をどうするか、あるいは個別・独立させるスペースをどこまでにするかという区分けの仕方が第一の関門。

それによって工法も予算もまるっきり違ってきます。

たとえば玄関やキッチン、浴室まですべてを分離させた二世帯住宅では、設備もスペースも二世帯分がかかりますから、改修するにしてもかなりの予算が必要になります。

また敷地は限られていますので、独立性の高い分離型ほど個室のスペースが小さくなります。

もっとも大きな分岐点はここにあります。

●共用部分を多くする見守り型の二世帯住宅。

質問にあるように「ご両親が高齢」である場合の二世帯住宅は、共用部分をできるだけ多くすることが良いと思います。

いわゆる見守れる範囲、気配を感じられる範囲を多くしてご両親の安全を保ってあげることを中心に考えましょう。

個別にするのは主寝室程度で、その一角に簡単なダイニングスペースとキッチンスペースを設けておけば、適度な独立性は保てます。

新築そっくりさんには多くの事例がありますから、ホームページなどで基本的なプランをみてみましょう。

《参考サイト:~http://news.livedoor.com/article/detail/11715960/~》

●“高齢になったご両親”とはいえ、独立性を強く望む方であれば、話は変わってきます。

あくまでもご両親の気持ちを第一に考えましょう。

どんな改修プランでも、そこに暮らす人の気持ちが第一です。

ポイントの出発点は、ご家族でよく話し合うことです。

おそらく改修のプロである新築そっくりさんであっても、同じことをアドバイスされると思います。